相続可能な財産の種類について解説

query_builder 2022/03/22
コラム
20

相続できる財産の種類について、疑問を持ったことはありませんか?
財産について、どのようなものを子供に相続できるのかと考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、相続可能な財産の種類について解説します。

▼相続可能な財産の種類について
相続可能な財産には、2種類あります。
プラスの財産とマイナスの財産です。
具体的には、以下の種類のものを指します。

■プラスの財産
プラスの財産とは相続人にとって、利益になる可能性になるものを指します。
不動産・金融・動産に関するものが挙げられます。
詳しくは以下の通りです。

・土地
・建物
・権利
・現金
・小切手
・預貯金
・投資信託
・株式
・売掛金
・貸付金
・車
・家具
・貴金属
・宝石
・骨董品

■マイナスの相続財産
マイナスの相続財産とは、相続人に引き継いだ時に債務・借金になってしまうものを指します。
いわゆる「負の遺産」です。
具体的には、以下のものが代表的です。

・借金
・未払いの税金
・家賃や医療費などその他の未払い金
・保証債務

■相続破棄の注意点
マイナスの相続財産しか残っていない場合、相続破棄することができます。
相続破棄には、被相続人の借金から解放されるというメリットがあります。
しかし、以下の注意点があるのです。

・資産が相続できなくなる
・他の相続人と揉める可能性がある
・相続を再度行うことができない

したがって、相続破棄する場合はしっかりと財産に関することを調べなければいけません。

▼まとめ
財産には、土地・建物・現金などのプラスになるものもあれば、借金などのマイナスになるものもあります。
財産を相続する際にマイナスにしかならない場合、相続破棄することもできます。
しかし、一度相続破棄を決めてしまうとやり直しが効かないので注意が必要です。
小林智之公認会計士・税理士事務所では、財産に関する依頼も承っております。
お困りの際は、是非ご相談ください。

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