相続税の払い方について
相続というものは、人生の中でそう何度もあるものではありません。
そのために、いざ相続の場面になると相続税の申告や納付方法についてわからないことがいろいろ出てきます。
そこで今回の記事では、相続税の払い方に関して解説しますので参考にして下さいね。
▼相続税の払い方について
■金融機関の窓口で払う
高額なお金を持ち歩き税務署に行くのは、現実的ではなく最寄りの金融機関の窓口へ納付書を提示して納付するのが一般的です。
基本的に銀行・信用金庫・郵便局をはじめ、全ての金融機関で手数料不要で納付できます。
気を付けなければいけない点として、納付書をご自身で税務署に足を運び入手する必要があるということです。
相続の申告をしても、税務署から納付書が送られてくることはありません。
■コンビニ払い
納付額が30万円以下であれば、コンビニで支払い可能です。
コンビニであれば24時間営業なので、日中銀行に行く時間がない方でも支払いができます。
但しコンビニ払いには、相続税の納付書を税務署に持参し、バーコード付き納付書を発行してもらう必要があります。
■クレジットカード払い
最近では現金納付以外に、クレジットカードによる支払いもよく行われています。
わざわざ金融機関に出向かなくても、ご自宅で納付できます。
ただし、クレジットカード払いに伴う手数料が発生します。
■税務署の窓口
現金と納付書を持参し、税務署の窓口に行き納税することも可能です。
税務署は申告書を提出した管轄の税務署のみが手続き可能で、高額な現金を税務署まで持参するのが課題です。
この方法であれば、申告と納付を同時に済ますことができます。
▼まとめ
相続税の払い方は「金融機関」「コンビニ」「クレジットカード」「税務署」があります。
ご自身のライフスタイルに合った方法を選び、遅れることのないよう対応しましょう。
当事務所では、世田谷を拠点に家族・親族が亡くなられた際の相続やそれに伴う各種税金の申告の相談を引き受けています。
ぜひ小林智之公認会計士・税理士事務所にお問い合わせください。
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