相続登記の流れについて

query_builder 2023/06/02
コラム
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相続登記を行うことになったものの、流れをイマイチ理解できていない方も多いのではないでしょうか?
手続きに支障をきたさないためにも、どのような流れなのか押さえておくことが大切です。
今回は、相続登記の流れについて解説させていただきます。

▼相続登記の流れ
相続登記の流れを下記にてご紹介させていただきます。
気になる方は、一度ご参考にされてはいかがでしょうか?

■不動産の確認
まずは、亡くなった人の不動産の状態や権利関係などを調べましょう。
登記事項証明書で確認できます。
もし登記事項証明書がない場合、管轄の法務局から入手してくださいね。

■相続人を決定
遺言書で誰が不動産を引き継ぐかをチェックします。
もし遺言書がない場合、遺産分割協議で遺産に分け方について話し合う必要があります。

■必要な書類を収集・作成
不動産を引き継ぐ人が相続登記に必要な書類を集め、手続きを進めていきます。
必要な書類は、亡くなった人の戸籍関係の書類や相続人に関する書類などが挙げられますね。
法務局のホームページで登記申請書の様式をダウンロードしたら、必要事項を記入します。

■相続登記の申請
不動産の住所地を管轄する法務局で、相続登記の申請を行います。
申請するためには、登録免許税の納付が必要です。
登記申請書などの書類を忘れないようにしましょう。
書類の審査と登記には、7~10日程かかります。

■登記完了
相続登記が完了すると、登記識別情報通知などを受け取ります。
相続した不動産の売却や贈与などを行う際、登記識別情報通知が必要です。
トラブルを避けるためにも、登記識別情報通知を紛失しないようにしましょう。

▼まとめ
相続登記の流れは、遺言書の有無によって変わってきます。
遺言書がない場合、遺産分割協議で話し合いを行う必要があります。
また相続登記の審査と登記は時間がかかるので、余裕を持って準備を進めましょう。
「小林智之公認会計士・税理士事務所」は、世田谷で相続登記に関する相談を受け付けております。
遺産相続について何か相談したいことがある方は、一度お問い合わせください。

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